猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
どうも! 3匹の愛猫のために30種類以上の爪とぎを購入しているねこぞー(nekozo_cat)です!
さすがに30種類も爪とぎを買っていると…
ということも多かったですが、それ以上に素敵な爪とぎにもたくさん出会えました。
この記事では、そんな私の実体験を元に「失敗しない爪とぎ」を14種類ご紹介しています。
そんなあなたのために、爪とぎのおすすめな選び方や商品をわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
まずは意外と知られていない「猫が爪とぎをする理由」についてご紹介します。
猫の気持ちを理解できれば自ずと爪とぎを使いこなすことができますよ。
猫の前足の肉球の間には臭腺があります。
そこから出る分泌物を壁や爪とぎにつけることで、自分のなわばりを主張しているんですね。
いわゆるマーキングと呼ばれる行動です。
体をめいっぱい伸ばして高い場所で爪とぎをする猫は、
と主張しているそうです(笑)
「お気に入りの壁」や「お気に入りのソファー」で爪をといでしまう猫は「ここ僕の!」と言っているだけなのかも知れませんね。
猫は狩りをする肉食動物なので、狩りの武器になる爪をといでいると言われています。
ちなみに、猫の爪は薄い層が何枚も重なっているミルフィーユのような構造。
爪をとぐことで表面の古い層をはがしているんですね。
新しい爪は鋭く尖っているので、狩りや木登りの時に大活躍します。
爪とぎには気持ちを落ち着かせるリラックス効果もあると言われています。
このパターンに該当しそうな状況で私が思い当たるのは…
こういった「いかにも興奮してそう!」という時に、ガリガリと爪をといでいる光景をよく目にします。
飼い主の近くで猫がのび〜っとしながら爪をといでいるときは
の合図だと言われています。
我が家の猫は、私がソファーでゆったりしているときに突然現れて、
ソファーの脚をガリガリして遊んでアピールをしてくるときがあります。
一口に爪とぎと言っても、実は大きく分けて4つの種類があります。
それぞれの特徴をサクッとご説明しますので、爪とぎ選びの参考にしてください。
目が細かい段ボールに爪をひっかけてとぐタイプの爪とぎです。
最もポピュラーなので、初心者さんでも安心して購入可能。
子猫から老猫(シニア猫)まで幅広く使えます。
「板状」「ベッド型」「サークル型」「へんてこ型」など様々な形状が存在。
粗悪品はとぎカスやゴミが散らばりやすいのでそこだけ注意してください。
とぎ心地が抜群の麻縄を木の棒などに巻きつけているのがこのタイプの特徴。
子猫〜成猫にはおすすめですが、爪とぎの姿勢が苦しくなってくる老猫(シニア猫)にはあまりおすすめできません。
段ボールタイプよりも爪とぎ力が強いので、ハードなとぎ心地を好む猫ちゃんに最適です。
キャットタワーの支柱部分に麻縄が巻きつけてある商品もよく見かけますね。
こちらもポピュラーなので段ボールタイプと同じく初心者さんにもおすすめ。
段ボールタイプに次ぐラインナップの多さが特徴で、ゴミやカスが出にくいのも嬉しいポイントです。
柔らかい絨毯のような形状をしているのがマットタイプの特徴です。
繊維が爪に絡んで古い爪サヤを落としてくれます。
低い姿勢で爪がとげるので、爪とぎの姿勢がつらくなってくるシニア猫(老猫)にもおすすめです。
爪をとがれたくない場所に爪とぎを巻きつけて保護する、という使い方もよく見かけます。
壁紙や柱に貼り付けて素材を保護できるのが壁紙タイプの特徴です。
「木の板」や「麻」など素材にはいくつかのバリエーションがあります。
メインの爪とぎと言うよりは、「爪とぎされたくない場所」の保護・対策グッズとして使われることが多いですね。
ここでは「おすすめできない爪とぎ」の条件を解説します。
爪とぎ選びで失敗しないためにも頭の片隅に入れておいてください。
猫が爪をとぐ力は、あなたが想像しているよりもずっと強力です。
そのため安定感がない爪とぎを使ってしまうと…
こういったトラブルが起きますので、なるべく安定感がありそうな形状の爪とぎを選びましょう。
この記事のおすすめ爪とぎは安定感抜群なのでご安心ください。
猫の爪とぎの価格帯は1,000〜10,000円前後と幅が広いです。
安い爪とぎは耐久性も低いことが多いので、短期間で買い換えなければならないこともしばしば…
結果的には中価格帯の爪とぎの方がコスパが良かった…ということも多いです。
爪とぎは消耗品なので、単品価格だけではなく、長い目線でトータルコストも気にかけるようにしましょう。
この記事のおすすめ爪とぎは、値段と耐久性のバランスが良いものだけを選んでいます。
これも安い爪とぎに多く見られますが、とぎカスやゴミが多く出る爪とぎは避けましょう。
こういった状況になったらとっても嫌ですからね。
本記事でご紹介している爪とぎはどれもとぎカスが出にくい商品です!(しつこい)
ここでは、私がおすすめする爪とぎの選び方や基準について解説していきます。
爪とぎを選ぶ基準として何よりも重要なのは
「あなたの猫が気に入ってくれるかどうか」
です。
ここは大前提として、他にも考慮すべきポイントをご紹介していきますね。
爪とぎの種類でも解説しましたが、
この2種類は猫の食いつきが抜群にいいです。
使ってくれる可能性を少しでも高めるために、最初に買う爪とぎは「段ボールタイプ」か「麻縄タイプ」にしましょう。
ちなみに、爪とぎは消耗品ですし、色々な場所に複数設置してあげるのがベターなので、
最初に2種類とも一緒に買ってしまうのが最もおすすめです。
段ボールタイプの爪とぎには「爪とぎベッド」として使える商品が多くあります。
我が家でもそうですし、だいたいの飼い主さんは「うんうん」と頷いてくれると思いますが…
猫は自分の匂いがついていると安心するので、爪とぎベッドは猫のお気に入りスペースになる確率が非常に高いんです。
いろいろな種類を試してみたけど、やっぱり固めの段ボールで、ちょうどネコが乗れるサイズのものが好まれる傾向がある。
「猫医者に訊け!」著:鈴木真(獣医師)より引用
こんな感じで、獣医さんもおすすめしている形状です。
「どれにするか迷った!」という時は、爪とぎベッドとしても使えるものを選んでおけば間違いありません。
爪とぎのトラブルで多いのが
これですね。
実は段ボールタイプの爪とぎでも「強化段ボール」を使っている商品なら、とぎカスやゴミがほとんど出ません。
↑こんな感じで、よく見ると普通の段ボールとは形状が違うんです。
反対に、普通の段ボールや、それに毛がはえた程度の材料を使っている爪とぎは、とげばとぐほどカスが出て困り果てます。
強化段ボールを使っている製品は商品説明でアピールしていることがほとんどなので、そこで見分けていきましょう。
我が家では30種類以上の爪とぎを試してきましたが、猫によって好みがバラバラなので、まずは色々な商品を試してみるのがおすすめです。
とは言え、爪とぎの種類・形状・高さなど、いろいろな商品が売られているのでかなり迷うと思います。
最終的には「数打ちゃ当たる!」の精神で、安い商品を片っ端から試していきました。
最初から大量に買う必要はなくて、消耗して買い換える時などに色々と試してみればいいだけです。
そのうちにあなたと愛猫のお気に入りが見つかりますよ!
まずは安いものから試していってあなたの猫のお気に入りをみつけてください。
見つかったあとはリピートするのが安定ですが、飼い主も猫も「飽き」があると思います
そんなときはお気に入りの商品の上位版や、見た目が違う類似品に冒険してみるのもオススメです。
このような+αの要素を見つけて購入してみましょう。
ただし、猫が気に入ってくれないリスクもあるので、お気に入りの爪とぎがまだ使える内に注文するのがいいでしょう(笑)
爪とぎへの情熱がほとばしって前置きが長くなってしまいましたが…
ここからは、私が心からおすすめできる「失敗しない」人気の爪とぎを14種類ご紹介していきます。
猫は「猫鍋」に代表されるように、とにかく狭くてすっぽり収れる空間が大好きです。
ガリガリサークルの形はまさにうってつけ!
爪をといでいたかと思えば中で丸まって寝ていたり、円の淵に腕をかけてダンディスタイルでこちらを見つめていたりしてとっても癒されます。
このメーカーさんの爪とぎはどれも強化段ボールなので「とぎカスが出にくい」のも人気の秘訣。
Amazonや楽天での評価も高く、この記事で最も多く購入されている商品なので、自他共に認める鉄板の爪とぎと言っても過言ではないでしょう。
https://nekokomori.com/archives/4540.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出にくい |
耐久性 | 1年 |
爪とぎ力 |
圧倒的なコスパを誇る麻縄タイプの爪とぎです。
替え芯が売られているので上の部分だけ付け替えればとぎ心地も即復活。
ネズミのおもちゃ搭載で「初めての爪とぎ」としても最適。
我が家の猫たちが本気で爪とぎするときは、この爪とぎかガリガリウォールを使います。
少なくとも我が家では絶対に切らすことができない超愛用の爪とぎです。
https://nekokomori.com/archives/4410.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出ない |
耐久性 | 半年 |
爪とぎ力 |
何と言っても流線型のおしゃれな見た目がお気に入りの爪とぎ。
メーカーはミューさんなので、強化段ボールでとぎカスが出にくい仕上がりです。
乗り心地も抜群なようで、我が家のにゃんこずが奪い合っている光景をよく見かけます(笑)
爪をといでいる姿はあまり見かけませんが、猫が安心してくつろげる爪とぎベッドとして重宝しています。
https://nekokomori.com/archives/5226.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出にくい |
耐久性 | 1年 |
爪とぎ力 |
猫グッズでお馴染み猫壱さんが販売しているロングセラー爪とぎです。
表と裏の両面が使えて経済的な上、寝心地がいいのか我が家の猫たちがいつも上に乗っているイメージがあります。
両端のでっぱりが特殊な形状ですが、そこを枕にして寝ている姿もよく見かけますので、猫的にはちょうどいい形なのかも。
デザインがかわいいのも魅力的ですよね!
https://nekokomori.com/archives/5396.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出にくい |
耐久性 | 1年 |
爪とぎ力 |
他の商品に比べて「縦長」なのが特徴的な段ボールの爪とぎです。
ぐ〜っと思いっきり背伸びをしながら爪がとげるので「本気とぎ」のときに使っていることが多い印象。
壁に立てかけなくても自立しますが、壁際に置いた方が安定感があがって○
本来は後ろ足を置く部分に寝っ転がって気持ちよさそうに寝ている光景もよく見ます。
裏表と上下を入れ替えて使えるので、コスパはかなり良い方ですね。
https://nekokomori.com/archives/5787.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出にくい |
耐久性 | 1年〜2年 |
爪とぎ力 |
まず最初に度肝を抜かれるのはそのお値段の高さです。一番安くても6,400円。
高いですね。
しかし、国産材料を使って国内で丁寧に製造されている高品質な爪とぎなので、その値段にも納得できます。
ちなみに公式のお墨付きで、1匹での使用なら2年ほど使えますので、実はコスパも悪くはないです。
品質・デザイン・安心感を高いレベルで兼ね備えている超優良商品。
お金に余裕がある方にはとってもおすすめです。
我が家では背伸びをして購入しましたが、爪とぎベッドとしてめっちゃ愛用されています。
https://nekokomori.com/archives/4612.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出にくい |
耐久性 | 1年〜2年 |
爪とぎ力 |
上に乗って遊ぶもよし、穴に入ってくつろぐもよし、もちろん爪をといでもよし!
サイズが大きいので事前に置き場所を採寸しておいた方がいいかもしれません。
穴の中は体重4kg前後までの猫なら潜り込めます。
カラーバリエーションも豊富なのでインテリアに合わせやすいのが◎
とぎ心地も良さそうで、我が家の段ボールタイプの中でもかなり使い込まれています。
https://nekokomori.com/archives/5521.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出にくい |
耐久性 | 1年 |
爪とぎ力 |
どちらかと言えばキャットタワーのメーカーとして知名度が高いMauさんの爪とぎです。
最近はYouTuberのヒカキンさんがロングタイプを使っていて話題になりました。
その効果がすごいのか、当サイトでも現在かなり人気がある爪とぎになっています。
麻縄タイプなのでとぎ力はMAX。
縦長だと安定感が不安だと思いますが、勢いよく飛びかかっても倒れることはありません。
オシャレで高品質なので仕方ないですが、ちょっとだけ値段が高いのが気になりますね。
https://nekokomori.com/archives/10177.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出ない |
耐久性 | 半年 |
爪とぎ力 |
こちらもヒカキンさんの最近のまるお&もふこの動画に映り込んでいますね!
麻縄タイプの極太型で、猫たちが目一杯の力で爪を研いでも絶対に倒れません。
マルカンさんやマウさんの爪とぎに比べてずっしりと太いのが特徴で、安定感を求める人にとってもおすすめです。
とぎ心地もかなり良さそうで、我が家の1階を守護する爪とぎとして大活躍です!
https://nekokomori.com/archives/5630.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出ない |
耐久性 | 1年 |
爪とぎ力 |
※ECサイトでの取り扱いがなくなりました。
pidanさんはパリに本拠地を構える猫用品専門のデザイン会社です。
色々な猫用品を販売していますが、どれも独特なデザインが印象的でとってもオシャレなのが特徴。
こちらの爪とぎはベッドとして我が家の猫に気に入られていますし、爪とぎとしても使い込まれています。
ただ、ほぼ同じ使用感の「ミューガリガリサークル」が半分くらいの値段で買えます。
このタイプをはじめて買うなら正直ガリガリサークルの方をおすすめします。
色々な爪とぎを試した上で「一味違った個性的なデザインの商品が欲しい」という方にはぜひ試してみていただきたい逸品です。
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出にくい |
耐久性 | 1年 |
爪とぎ力 |
ちょうどいい流線型で、我が家の寝室に置いて猫たちのベッド用にしています。
空洞があいていますが、本当に小さい頃の子猫しか通れないくらいの大きさなので、中に入って遊ぶことはできません。
爪とぎベッドとして重宝するんですが、ちょっと軽いので爪とぎの時に位置がズレやすいのが気になります。
メインの爪とぎとして使う場合は、100均で滑り止めを買うと便利に使えます。
https://nekokomori.com/archives/5092.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出にくい |
耐久性 | 1年 |
爪とぎ力 |
最近このブログでも人気がじわじわ出てきている爪とぎです。
木材の部分を段ボールの部分にネジで取り付けて使用します。
個人的には木の質感と猫耳のデザインがお気に入り。
猫たちは主に爪とぎベッドとして使っていて、爪をといでいる姿はあまり見かけません。
高密度段ボールなのでとぎカスは出にくいです。
https://nekokomori.com/archives/10315.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出にくい |
耐久性 | 1年 |
爪とぎ力 |
大型スーパーやペットショップなどでもよく見かける、なんの変哲もないソファー型の爪とぎです。
我が家では爪とぎベッドとして使われていますし、爪とぎとしてもかなりヘビーに使用されています。
他の段ボール型の爪とぎに比べると耐久性が低いのが飼い主的には気になりますが…
我が家の3匹がめちゃくちゃ気に入っているのでおすすめしない訳にもいきません(笑)
気に入られている爪とぎ。 pic.twitter.com/qHWZq6p5V7
— ねこぞー@猫ブロガー (@nekozo_jp) February 28, 2019
https://nekokomori.com/archives/6018.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスは出ますが上に乗るので散らかりはしない |
耐久性 | 半年 |
爪とぎ力 |
正直に言うと「猫壱 バリバリベッド」のパクり商品なのでは? と個人的に思っています(笑)
とにかく造形やイラストの雰囲気がめっちゃ似てます。軽く探ってみたんですが、真実はわかりませんでした…。
ただ、お値段は本家よりも500円ほど安いので、お値打ちといえばお値打ち。
実際に当ブログ経由でもかなり購入されている爪とぎベッドです。
本家との違いはサイズが選べないこと。
3kg前後くらいの小さめな猫じゃないと窮屈だと思いますので、そこは注意してください。
とにかく安い商品を試してみたい!という方におすすめできます。
https://nekokomori.com/archives/9999.html
おすすめ度 | |
---|---|
とぎカス | カスが出にくい |
耐久性 | 1年 |
爪とぎ力 |
この記事では「愛猫家イチオシ】猫用の爪とぎ おすすめ14選|失敗なしで猫が喜ぶ人気の商品が必ず見つかる!【2019年版】」について書きました。
お気に入りが見つかったら、次はちょっと冒険してみると、もっと楽しい猫ライフが送れるかも知れません。
今の私はこの段階…迷うのも楽しいんですよね〜(笑)
各メーカーさんともに猫を楽しませてくれる様々な爪とぎを販売しているので、気に入ったメーカーさんの商品から制覇していくのもアリです!
お気に入りの爪とぎが増えたら随時更新していきますので、お楽しみ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
少しでもお役に立てたらシェアしていただけると泣いて喜びます。
この記事が気に入ったら
フォローしてね!