猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
ベンガルは野生的な見た目をしていますが、実は穏やかな性格。
甘えん坊で、とっても飼いやすい猫種なんですよ。
アニコム損害保険の人気品種ランキング2019では、7位に選ばれるほど人気があります。
そんなベンガルについて詳しく知りたいあなたのために
これらの情報を愛猫家の私がわかりやすく解説していきます。
本記事を読んでパートナーへの理解と愛を深め、ベンガルとの幸せな生活をスタートしてくださいね♪
温和で甘えん坊な性格です。
名前を呼ばれると鳴き声で反応したりとかわいらしい一面も。
とても活発で遊ぶことが大好き。
走り回ったり高いところにのぼったり、飛び降りたりと怖いもの知らずなところも。
とても賢く、しつけもしやすい猫種です。
基本的にはとても穏やかな性格。
甘えん坊な一面があり、個体差はありますがひとりでのお留守番が苦手なこもいます。
遊ぶことが大好きでとっても活発なベンガル。
自由に動けるように、広いスペースと高さのある部屋で飼ってあげるのがベストです。
ほかの猫種と比べて運動量も多いので、ケージ飼いはおすすめしません。
ヒョウ柄のような斑点模様の被毛が特徴。
短毛種ですが、厚みがあるすべすべの毛並みです。
やわらかくゴージャズな毛質で、ほかの猫種に比べて高級感がありますよ。
ベンガルには次のような毛色(カラー)があります。
などのスポテッドとマーブルのパターン
ここではベンガルの大きな特徴を4つご紹介します。
昨日はよくお休みでした pic.twitter.com/PgRwmuvIEx
— ベンガル猫うに (@unibengal0401) 2019年9月10日
ベンガル最大の特徴ともいえるヒョウ柄の被毛。
ロゼットと呼ばれるキレイな斑点模様がトレードマークです。
すべすべとした質感で、ほかの猫にはみられないゴージャス感が人気の理由でもあるんですよ。
少しつり目の大きな目は、アーモンド型の形をしています。
マスカラと呼ばれるアイラインがふちどっていて、とってもキレイなんですよ。
中型のベンガルですが胴が長め。
骨太で筋肉もよく発達していてがっしりとした体をしています。
ヒョウ柄の斑点模様とがっしりとした体で野性味が溢れていますね。
遊ぶことが大好きで運動量が多い猫ちゃんです。
走ったり高いところにのぼったりと、とても活発。
個体差はありますが、猫に珍しい水遊びが好きなこもいます。
音やニオイに敏感に反応しますが、神経質ではなく
観察力や洞察力があり、とても賢いのでしつけがしやすい猫種ですよ。
ベンガルは、比較的新しい猫で疾患の傾向はこれから発現するといわれています。
近年では、染色体に関係する疾患が報告されていますが、
一般的な猫全体の平均寿命14.2歳とあまり変わりはないようです。
とはいえ、健康な食事や適度な運動を心がけ、なるべく長く一緒にいられるようにしたいですね。
参考サイト:ベンガル猫の平均寿命やかかりやすい病気は?|pepy
人気の猫種なので、ほとんどのペットショップで取り扱いがあるほか、多くの専門ブリーダーさんがいます。
もしベンガルをお探しでしたら
猫ちゃんにかけられた愛情や相場価格などを総合的に考えて
ブリーダーさんから直接お迎えすることをおすすめします。
ここではベンガルの飼い方として特に注意すべき点を2つご紹介します。
ほかの猫種と比べて運動量が多いベンガル。
野生種である祖先猫「ヤマネコ」の影響から、多くの運動量を必要とします。
運動不足になると
など、さまざまな健康リスクの原因となります。
広いスペースで自由に動き回れるようにしたり
上下運動できるキャットタワーを用意して、たくさん運動ができる環境を整えてあげましょう。
いつもと違う異変を感じたらすぐ獣医さんに相談しましょう。
運動量が多いベンガルですが、ほしがるだけ餌を与えてしまうと肥満になってしまいます。
肥満になると
など、さまざまな健康リスクの原因になります。
愛猫と長く一緒に過ごすためにも、餌の量や回数をコントロールして太りすぎないようにケアしてあげてくださいね。
いつもと違う異常を感じたらすぐ獣医さんに相談しましょう。
ベンガルは純血種なので、血統的に次の病気にかかりやすいとされています。
この病気の症状や予防方法を頭の片隅に入れておけば、
気になることがあったときすぐ獣医さんに相談できるようになりますよ。
遺伝性溶血性貧血は、赤血球が破壊されていしまい、身体に十分な酸素を送ることができなくなった状態のことです。
免疫細胞が赤血球を破壊したり(自己免疫性)、寄生虫の赤血球への寄生、毒物(タマネギや人の解熱剤など)、物理的な赤血球の破壊と「遺伝性」のものがあります。
こういった症状が出たら要注意です。
遺伝的な疾患なので決定的な方法は見つかっていません。
ですが、症状が軽度な猫では対症療法として、安静をとりつつ酸素化や輸血などが検討されます。
重度な場合は、手術で膵臓を摘出し、赤血球の減少をおさえることで貧血の改善を促す場合も。
日頃から猫ちゃんの様子をしっかりと観察し、
気になることがあれば早めに動物病院に連れて行きましょう。
参考サイト:遺伝性溶血性貧血(赤血球ピルビン酸キナーゼ欠損症)|猫の病気辞典
進行性網膜萎縮は、網膜が変性・萎縮してしまい、正常な機能を果たさなくなる病気です。
両眼に発生し、徐々に進行して最終的には失明してしまいます。
こういった症状が出たら重症化している可能性があります。
予防法ですが、遺伝的な疾患なので決定的な方法は見つかっていません。
猫での発症は非常に稀ですが、猫が症状を訴えていたり、目に違和感を感じた時は、すぐ獣医さんに相談してください。
特発性多発神経根障害は、中枢神経である脊髄から出ている脊髄神経の束で原因不明の炎症などによる障害が起こり、
歩様障害や四肢のしびれなどに症状が現れる病気です。
原因は解明されておらず、自己免疫疾患が疑われています。
こういった症状が出たら要注意です。
2日~1年程度で自然に回復する場合が多いですが、再発したり、重症化すると
運動障害が残ったり呼吸停止を起こして最悪の場合死に至ります。
予防法ですが、原因不明のため今のところありません。
稀な病気ですが、若いベンガル猫に多い病気です。
症状が出ていたり、いつもと様子が違うなど気になることがあれば早めに動物病院を受診しましょう。
人間でもメジャーになってきた遺伝子検査ですが、実はペット向けのサービスも始まっていることをご存知でしたか?
Pontely(ポンテリー)というサービスなんですが、遺伝性疾患にかかる未来のリスクが判定できるんです!
これらの遺伝性疾患にかかってしまうかどうかが簡単に検査できます。
詳しくはこちらの記事でご紹介しているので、純血種の猫ちゃんを飼われている方はぜひ参考にしてください。
ここではベンガルにおすすめの餌をご紹介します。
多くの飼い主さんが与えているドライのキャットフード(カリカリの餌)が中心です。
私がキャットフードを選ぶときは、下記の内容を全て満たしている商品を選んでいます。
詳しい理由や確認方法などは下記の記事で解説しています。
当然ながら、ここでおすすめするキャットフードもこれらの基準を満たしています。
中型ですが、筋肉質でがっしりとした体のベンガル。
その体をつくるためには、バランスの取れた食事が必要です。
食べすぎると肥満になってしまうので、体重管理にも気をつけてあげてないといけません。
また、一般的にかかりやすいといわれている猫の疾患にも注意が必要。
これらのケアや対策として、次の点を意識した餌が望ましいです。
それでは以上の点を踏まえて、おすすめのキャットフードを3つご紹介します。
「レガリエ」は、国産・無添加・グレインフリーの最高級プレミアムフード。
国産でグレインフリーを実現している数少ない貴重なフードで、原材料や製法にも徹底的にこだわっています。
市販のフードに比べて値段は高いですが、品質は圧倒的。
『キャットフードはこうあるべき』という基準をほぼ完璧に満たしています。
今なら公式ページで500円+送料0円でお試しできるので、
「国産のプレミアムキャットフードを試してみたい!」という方は要チェックです。
猫の食いつきと安全性を重視して、日本とイギリスで共同開発したプレミアムフードです。
高タンパク、高カロリーで栄養価も抜群。
全年齢に与えられるので、給与量を調整すれば肥満対策もできます。
プレミアムフードなので市販フードに比べると少し高いですが、グランツはその中でも比較的お求めやすい価格なのが特徴。
しかも、初回に限り300円+送料0円でお試しできるので、
「プレミアムフード、ちょっと気になってるんだよね」という方は要チェック。
結局は猫の食いつきを見ないと決められないので、300円お試しがあるうちに試しておくといいですよ。
低アレルゲンのアヒル肉をたっぷり使用した健康志向のプレミアムフードです。
栄養価が高く、高タンパク・高カロリー。
全年齢に与えられ、あげる量を調整すれば肥満も対策できます。
市販のキャットフードに比べて値段が高いですが、品質が圧倒的に良いのが特徴。
初回に限り1.5kg(1ヶ月分)がなんと1,000円でお試し購入できるので、
「愛猫には健康的で高品質な餌を与たいな」という方はチェックしてみましょう。
ここでは、私の独断と偏見で「かわいい!」と思ったベンガルの動画をご紹介していきます♪
本記事では「ベンガルはどんな性格の猫?特徴・寿命・値段は?」について調査した結果をお届けしました。
ベンガルは、染色体による疾患や常染色劣性遺伝があり、遺伝疾患にかかるリスクがあります。
そんなベンガルを飼うからには、生涯大切にする覚悟を持って、大事に大事に育ててあげてくださいね♪
最後に、改めてベンガルの性格や特徴をおさらいしておきます。
飼いやすさ | |
---|---|
多頭飼い適正 | |
性格 | 活発 遊び好き 甘えん坊 賢い 穏やか |
特徴 | ヒョウ柄の被毛 アーモンド型の大きな目 野性味ある体 とっても飼いやすい |
寿命 | 14歳 |
値段 | 8~52万円(ブリーダー) |
飼い方のポイント | 十分に運動できるスペースを用意する 体重管理をしてあげる |
毛種 | 短毛種 |
毛色 | ブラウン シールセピア などのスポテッドとマーブルのパターン |
かかりやすい病気 | 遺伝性溶血性貧血(赤血球ピルビン酸キナーゼ欠損症) 進行性網膜萎縮 特発性多発神経根障害 |
おすすめの餌 | レガリエ グランツ ファインペッツ |
原産国 | アメリカ |
発祥や由来 | 1960年代前半にアジアンレパードと斑点のある家猫を交配させたのが最初。 ベンガルという名前はインドのベンガル河に由来している。 |
これからベンガルを飼う方は、ぜひブリーダーからのお迎えを検討してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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