猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
シャルトリューは、賢く穏やかで、とっても飼いやすい猫種。
口元が微笑んでみえることから「微笑み猫」とも呼ばれていて、
かわいいと人気がある猫ちゃんです。
そんなシャルトリューについて詳しく知りたいあなたのために
これらの情報を愛猫家の私がわかりやすく解説していきます。
本記事を読んでパートナーへの理解と愛を深め、シャルトリューとの幸せな生活をスタートしてくださいね♪
素直で賢く、飼い主さんに従順な猫種です。
初めて会う人に対して人見知りすることはありますが、慣れてくればすぐに懐きます。
甘えん坊な一面もありますが、しつこくはなく
さりげなく家族に寄り添うような、優しい愛情を示してくれますよ。
子猫の頃から賢く、とても従順な猫ちゃんです。
また、遊び好きで活発な面もあり家の中を走り回ったりすることも。
子供やほかの猫種や動物とも仲良くできる、協調性もあるので
多頭飼いにも向いてる猫種ですよ。
綺麗なシルバーグレーの被毛。
長さはやや短くて厚みがあり密集しているので、風通しをよくするために週に2~3回はブラッシングをしましょう。
また弾力性があり、水をはじく性質をもっています。
皮脂が多めなので、汚れがひどい場合はシャンプーで洗い流してあげてくださいね。
シャルトリューには次のような毛色(カラー)があります。
ここではシャルトリューの大きな特徴を4つご紹介します。
こんばんは(シャルム)#シャルトリュー #chartreux pic.twitter.com/K7jpt5HQPI
— のぶ (@kawase2004) 2019年9月11日
シャルトリューは「微笑み猫」と呼ばれるほど、口元が特徴的なんです。
鼻の下がぷっくりとして口元が微笑んでいるかのように見えますね。
全体的に丸いフォルムも愛らしく、とってもかわいい猫ちゃんです。
丸くて大きいクリクリの目がかわいい。
目の色はゴールドやカッパー(銅のような色)。
澄んだ瞳の色はとてもキレイです。
細い骨格ですが、筋肉はしっかりと発達しています。
そのため、肩幅が広く胸には厚みがありとってもたくましい体をしています。
メスは中型で平均体重は3~4.5kgですが、オスは大型になり平均体重は5~6.5kg。
大きいオスだと10kgを超えるこもいるんだとか。
とても賢く、従順な性格。
教えられたことはきちんと覚え、しつけもしやすい猫種です。
甘えん坊なところがあり、さりげなく寄り添ってくるかわいらしい一面もありますよ。
シャルトリューは、遺伝的疾患が少なく猫種の中では「頑丈な猫」といわれています。
猫全体の平均寿命14.2歳に比べてやや長命な傾向にあるようです。
とはいえ、健康な食事や適度な運動を心がけ、なるべく長く一緒にいられるようにしたいですね。
参考サイト:シャルトリューの子猫を飼う前に知っておきたい5つのこと|みんなの子猫ぶリーダー
ほとんどのペットショップで取り扱いがありますが、専門ブリーダーさんの数は多くないようです。
もしシャルトリューをお探しでしたら
猫ちゃんにかけられた愛情や相場価格などを総合的に考えて
ブリーダーさんから直接お迎えすることをおすすめします。
ここではシャルトリューの飼い方として特に注意すべき点を3つご紹介します。
大柄で筋肉質な体をしているシャルトリュー。
その体をつくるために、高タンパク、高カロリーの食事を心がけましょう。
また、太りやすい体質でもあるので適度な運動が必要です。
上下運動ができるキャットタワーを用意したり、
遊び好きな性格を活かして、たくさんのおもちゃで遊んであげましょう。
シャルトリューは前途した通り、太りやすい傾向にあります。
肥満になると
など、さまざまな健康リスクの原因になります。
愛猫と長く一緒に過ごすためにも、餌の量や回数をコントロールして太りすぎないようにケアしてあげてくださいね。
いつもと違う異常を感じたらすぐ獣医さんに相談しましょう。
シャルトリューは短毛種ですが、被毛のお手入れが必要です。
厚みがあり密集して生えている被毛は、風通しが悪く週に2~3回はブラッシングをしてあげてください。
また、被毛は水をはじき皮脂が多め。
皮脂がたまると体臭がひどくなったり、病気になってしまう可能性があります。
月1回程度シャンプーをして汚れを落としてあげましょう。
シャルトリューは純血種なので、血統的に次の病気にかかりやすいとされています。
この病気の症状や予防方法を頭の片隅に入れておけば、
気になることがあったときすぐ獣医さんに相談できるようになりますよ。
遺伝性溶血性貧血(ピルビン酸キナーゼ欠損症)は、赤血球が破壊されていしまい、身体に十分な酸素を送ることができなくなった状態のことです。
免疫細胞が赤血球を破壊したり(自己免疫性)、寄生虫の赤血球への寄生、毒物(タマネギや人の解熱剤など)、物理的な赤血球の破壊と「遺伝性」のものがあります。
こういった症状が出たら要注意です。
遺伝的な疾患なので決定的な方法は見つかっていません。
ですが、症状が軽度な猫では対症療法として、安静をとりつつ酸素化や輸血などが検討されます。
重度な場合は、手術で膵臓を摘出し、赤血球の減少をおさえることで貧血の改善を促す場合も。
日頃から猫ちゃんの様子をしっかりと観察し、
気になることがあれば早めに動物病院に連れて行きましょう。
参考サイト:遺伝性溶血性貧血(ピルビン酸キナーゼ欠損症)|猫の病気辞典
多発性嚢胞腎は、腎臓に嚢胞が発生する遺伝性の病気です。
左右の腎臓に液体をため込んだ多数の球状の袋ができます。
ほとんどの猫が画像検査で腎臓に嚢胞が確認される以外は無症状です。
こういった症状が出たら要注意です。
この病気は遺伝性のために予防が困難とされていて、決定的な治療法もありません。
症状が疑われるときはすぐ動物病院にいって治療方針などを獣医さんと相談しましょう。
人間でもメジャーになってきた遺伝子検査ですが、実はペット向けのサービスも始まっていることをご存知でしたか?
Pontely(ポンテリー)というサービスなんですが、遺伝性疾患にかかる未来のリスクが判定できるんです!
これらの遺伝性疾患にかかってしまうかどうかが簡単に検査できます。
詳しくはこちらの記事でご紹介しているので、純血種の猫ちゃんを飼われている方はぜひ参考にしてください。
ここではシャルトリューにおすすめの餌をご紹介します。
多くの飼い主さんが与えているドライのキャットフード(カリカリの餌)が中心です。
私がキャットフードを選ぶときは、下記の内容を全て満たしている商品を選んでいます。
詳しい理由や確認方法などは下記の記事で解説しています。
当然ながら、ここでおすすめするキャットフードもこれらの基準を満たしています。
大柄で筋肉質な体をしているシャルトリュー。
その体をつくるためには、高タンパク、高カロリーの食事が必要です。
食べすぎると肥満になってしまうので、体重管理にも気をつけてあげてないといけません。
これらのケアや対策として、次の点を意識した餌が望ましいです。
それでは以上の点を踏まえて、おすすめのキャットフードを3つご紹介します。
「レガリエ」は、国産・無添加・グレインフリーの最高級プレミアムフード。
国産でグレインフリーを実現している数少ない貴重なフードで、原材料や製法にも徹底的にこだわっています。
市販のフードに比べて値段は高いですが、品質は圧倒的。
『キャットフードはこうあるべき』という基準をほぼ完璧に満たしています。
今なら公式ページで500円+送料0円でお試しできるので、
「国産のプレミアムキャットフードを試してみたい!」という方は要チェックです。
猫の食いつきと安全性を重視して、日本とイギリスで共同開発したプレミアムフードです。
高タンパク、高カロリーで栄養価も抜群。
全年齢に与えられるので、給与量を調整すれば肥満対策もできます。
プレミアムフードなので市販フードに比べると少し高いですが、グランツはその中でも比較的お求めやすい価格なのが特徴。
しかも、初回に限り300円+送料0円でお試しできるので、
「プレミアムフード、ちょっと気になってるんだよね」という方は要チェック。
結局は猫の食いつきを見ないと決められないので、300円お試しがあるうちに試しておくといいですよ。
低アレルゲンのアヒル肉をたっぷり使用した健康志向のプレミアムフードです。
栄養価が高く、高タンパク・高カロリー。
全年齢に与えられ、あげる量を調整すれば肥満も対策できます。
市販のキャットフードに比べて値段が高いですが、品質が圧倒的に良いのが特徴。
初回に限り1.5kg(1ヶ月分)がなんと1,000円でお試し購入できるので、
「愛猫には健康的で高品質な餌を与たいな」という方はチェックしてみましょう。
ここでは、私の独断と偏見で「かわいい!」と思ったシャルトリューの動画をご紹介していきます♪
本記事では「シャルトリューはどんな性格の猫?特徴・寿命・値段は?」について調査した結果をお届けしました。
シャルトリューは、賢く従順な猫種。
遺伝的疾患が少なく、頑丈な猫といわれていますが
一般的に猫がかかりやすいといわれている疾患には気をつけなくてはいけません。
そんなシャルトリューを飼うからには、生涯大切にする覚悟を持って、大事に大事に育ててあげてくださいね♪
最後に、改めてシャルトリューの性格や特徴をおさらいしておきます。
飼いやすさ | |
---|---|
多頭飼い適正 | |
性格 | 素直 賢い 甘えん坊 遊び好き 活発 |
特徴 | 微笑んでいるかのような口元 澄んだ目の色 細い骨格だけどたくましい体 とっても飼いやすい |
寿命 | 約15歳 |
値段 | 16~28万円(ブリーダー) |
飼い方のポイント | 高タンパク、高カロリーの食事を与える 体重管理をしてあげる 被毛のお手入れをしてあげる |
毛種 | 短毛種 |
毛色 | ブルーグレー |
かかりやすい病気 | 遺伝性溶血性貧血(赤血球ピルビン酸キナーゼ欠損症) 多発性嚢胞腎 |
おすすめの餌 | レガリエ グランツ ファインペッツ |
原産国 | フランス |
発祥や由来 | フランスで長い歴史を持つ家猫。 1558年の文献において、シャルトリューに関する記述が見られるが はっきりとはわかっていません。 |
これからシャルトリューを飼う方は、ぜひブリーダーからのお迎えを検討してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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