猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
この記事ではオリエンタルの基本知識から性格・飼い方のポイントなど詳しくご紹介します。
1950年代のイギリスで、さまざまな毛色のシャム(サイアミーズ)を作ろうとする計画交配が始まり、ポイントのないこと以外ではシャム(サイアミーズ)とよく似た子猫たちが生まれました。この猫がオリエンタルショートヘアの祖先であり、シャム(サイアミーズ)と区別するために「フォーリンショートヘア」という名前で呼ばれていたようです。
シャム(サイアミーズ)の毛色以外の子猫たちは、チョコレート、ホワイト、タビー(しま模様)などの毛色によって分けられ、それぞれが新しい猫種として繁殖が続けられました。この時にシャム(サイアミーズ)によく似たポイントのない子猫たちは「オリエンタルショートヘア」という名前に分類されたそうです。
その後、育種の過程で1970年ごろにバリニーズとオリエンタルショートヘアを交配したことで生まれたのがオリエンタルロングヘアとされています。
ショートヘアに比べてロングヘアのオリエンタルはごく稀にしか生まれないことから、世界的にとても珍しい猫となっています。
イギリス
細くて長い、しなやかさが強調された体型のオリエンタルタイプ。
シャム(サイアミーズ)から作出された人為的発生種です。
体は名前の由来でもある、細くて長いオリエンタルタイプですが、筋肉は強く頑丈です。
細くて長い足をなめらかに出して歩く姿はとても優雅です。
顔は先細りしたくさび型で、耳は大きくてとがっています。
被毛は細くて短く、ロングヘアでも5㎝程度と、長毛種の中でも短い被毛です。
標準的な体重は、2.5~6㎏で、メスのほうがオスよりも小さめのサイズです。
飼い主に寄り添ってくるような甘えん坊。
愛情深いが、自分に関心がないとわかると機嫌を損ねたりするやや神経質な面もある。
好奇心が強く、外向的。外に出て歩き回りたがります。
子供やほかの猫、動物とも仲良くでき、初対面の人ともしばらく一緒にいれば懐いて甘えたりします。
子猫の頃から活発で、運動量がかなり多いです。体を動かしたり、高いところに上ることが好きなので、おもちゃやキャットタワーを用意して遊ばせてあげてください。
狭い場所にいるとストレスをため込んでしまうこともあるので、できるだけ広い場所でしっかりと運動させてあげましょう。
依存心が強く、1人でのお留守番はストレスになってしまいます。お留守番が多くなるようなら、多頭飼いや、ほかのペットと一緒に飼ってあげられるのがベストです。
短毛種/長毛種
エボニー、ホワイトなどのソリッド、シェーデッド、スモーク、トータシェル、バイカラーなど300種以上ある。
平均12~15年といわれています。
知覚過敏症は、ストレスなどが原因とされていますが、はっきりとはわかっていません。この病気になると、自分の脇腹やしっぽを気にして掻いたり、背中が痙攣したり瞳孔が開いたり、過度に鳴いたり怖がったりと、さまざまな異常行動をおこします。環境改善や、行動療法で治療できますが、併用して薬物療法を用いることもあります。日頃の様子で少しでもおかしいと感じたら、早めに動物病院を受診しましょう。
リンパ腫は、猫白血病ウィルス(FeLV)への感染が主な原因となっており、リンパ球が癌化してしまう病気です。症状は腫瘍ができる部位によってさまざまですが、呼吸困難や咳、腸閉塞や腹膜炎、麻痺やてんかん発作などがおこります。感染を防ぐためのワクチン接種や、室内飼いをして予防しましょう。
尿毒症は、腎不全などにより腎臓機能が低下し、体内の毒を尿で排出できなくなる病気です。尿毒症になると、食欲が低下し、嘔吐や下痢をして体重も減少します。悪化すると昏睡状態となり、命にも関わります。重い場合は透析が必要になることも。早期発見、早期治療が大切です。日頃からよく観察し、おかしいと思ったらすぐに動物病院を受診しましょう。また、腎臓に負担をかけないように味の濃い餌などはあげないようにしましょう。
日本でのブリーダー数が少なく、一般のペットショップでも流通していない珍しい猫ちゃんです。
どうしても飼いたい場合は、海外のブリーダーから購入するという方法がありますが、輸入となると税金や輸入代金などもかかってくるので事前に調べておきましょう。
多彩なカラーが存在する「オリエンタル」についてご紹介しました。
活発で甘えん坊な猫ちゃんで、多頭飼いを検討中の方にオススメの猫種です。
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