猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
出典:SALTALINDES
この記事ではターキッシュアンゴラの基本知識から性格・飼い方のポイントなど詳しくご紹介します。
中央アジアの野生種であるマヌルネコを祖先とした小型の猫が、タタール人によって飼いならされ、アンゴラ(現在のトルコ)で進化したものが、ターキッシュアンゴラの祖先と考えられています。もっとも古い記録は1600年代で、少なくともそこから数百年は古くから存在していたと推測されています。
1950年代にトルコのアンカラ動物園で保存飼育されていたターキッシュアンゴラの1匹をアメリカ軍人が譲り受け、この時の猫たちを基盤にアメリカでターキッシュアンゴラの育種が始まりました。1968年にCFA(非営利団体の愛猫家協会)に登録され、今ではほとんどの猫血統登録団体に公認されています。
CFA(非営利団体の愛猫家協会)では、自然派発生種であることを尊重し、シャム(サイアミーズ)やオリエンタルを始め、ほかの猫種を祖先にもつ猫はターキッシュアンゴラとしては承認されません。
全てのカラーとパターンを認めているのはTICA(アメリカの愛猫家協会)だけです。
トルコ
セミフォーリンよりも細身の体型、フォーリンタイプ。
シングルコートの被毛でふさふさしているので大きくみえますが、ほっそりとした体です。
なだらかなボディラインで、筋肉はしっかりとついており、全体的にバランスのとれた大きさです。
長めのしっぽは、付け根が太く先細りになっていて、ブラシのようにふさふさしています。
つり目がちのアーモンド型の大きな目は、ブルー、アンバー(黄色を帯びた茶色)、グリーン、オッドアイなどの目色があります。
標準的な体重は、2.5~4.5㎏で、オスはメスよりも大きく成長します。
猫種の中でもっとも社交的といわれています。
優しく、愛情深い。
飼い主に従順でしつけもしやすく、初めて飼う方にもオススメ。
環境への順応性が高いですが、狭い場所は苦手。
寂しがりで、孤独を嫌がります。
運動量が多く、活発で遊び好きの猫ちゃんです。おもちゃやキャットタワーを用意して一緒に遊んであげてください。
ストレスに弱く、ゲージなどの狭い場所は苦手です。できるだけ自由気ままな環境で、好きに行動させてあげましょう。
見た目はふっくらとしていますが、細身のフォーリンタイプなので、食事量やカロリーの取りすぎには注意しましょう。
好奇心が強いので、外に出てしまうと帰ってこなくなるかも。玄関などのドア開閉は注意してください。
長毛種で毛量が多いので、1日1回はブラッシング、週に1回はコーミングをしてあげましょう。
長毛種
ホワイト、ブラックなどのソリッド、キャリコ、バイカラーなど多数。
1972年にCFA(非営利団体の愛猫家協会)で公認されたのが、ホワイトの猫に限られていたこともあり、ホワイトがターキッシュアンゴラの体表的な毛色となっています。
今では多くの毛色が認められていますが、1番人気はホワイトです。
平均11~17年といわれています。
肥大型心筋症は、心臓の周りの筋肉が肥大、肥厚することから心臓の動きが悪くなることで、不整脈による突然死や血栓の発生が起こります。心臓の機能が低下すると、あまり動かず寝てばかりになるということが増えてきます。普段の様子でおかしいと感じたら早めに動物病院を受診しましょう。
運動失調症(Ataxia)は、発症するとまっすぐ歩けない、立ち上がれないなどの症状から始まります。発症すると成猫になる前に亡くなってしまいます。この病気は、小脳の異常が原因と考えられていますが、詳しくわかっておらず、治療法もありません。
日本のブリーダーがほぼおらず、一般のペットショップでも流通していない珍しい猫ちゃんです。
どうしても飼いたい場合は、海外のブリーダーから購入するという方法がありますが、輸入となると税金や輸入代金などもかかってくるので事前に調べておきましょう。
穏やかで社交的という理想的な性格をもつ「ターキッシュアンゴラ」についてご紹介しました。
入手はかなり困難ですが、とても飼いやすい性格なので、初めて飼う方にはオススメの猫ちゃんです。
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