猫の専門家/インスタグラマー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
この記事ではシャム(サイアミーズ)の基本知識から性格・飼い方のポイントなど詳しくご紹介します。
原産地はタイですが、自然発生した種なので、正確な時期はわかっていません。古い記録ではアユタヤ時代(1350~1767年)の書物に、クリーム色の体にシールポイントがあるシャムに関する記述があり、少なくともこの時代のうちには人々に知られた存在であったと考えられています。
19世紀末、総領事館として長くバンコクにいたイギリス人が「門外不出の宝」とされていたシャムをプレゼントされ、祖国に持ち帰ります。その翌年のショーで数々の賞を独占するほどの人気を集め、世に知られるきっかけとなりました。
シャムとはタイ国の古い国名で、これを品種名として呼んでいるのは日本だけです。海外ではサイアミーズ(Siamese)と呼ばれています。
現在はスリムな体型で知られるシャムですが、タイからイギリスやアメリカへ渡った当時のシャムはずんぐりとした体型で、頭も丸く毛色は濃かったようです。
タイ
細くて長い、しなやかさが強調されたオリエンタルタイプ。
サファイアブルーの瞳と、四肢や尾の先端に色がついているのがポイント。
ほっそりとしたスレンダー体型ですが、筋肉はしっかりついていて、優雅な動きをみせてくれます。
小さな顔に、ピンととがった大きな耳が印象的です。
きめが細かく、短い毛は光沢があり体にぴったりと密着しており、年を重ねるごとに毛の色は濃くなっていきます。
標準的な体重は2.5~5㎏です。
好き嫌いが激しいが、人見知りはしない。
賢く、飼い主に忠実で好奇心旺盛。
目立ちたがりで、活発、よく動く。
繊細で、感受性が豊か。
運動量がほかの猫種に比べて多く、とても活発です。ハンティングも高いところに上るのも大好きなので、おもちゃやキャットタワーを用意してあげてください。カーテンを駆け上ることもあるかもしれませんが、怒らないであげて(笑)
よく運動する猫ちゃんなので、高カロリー・高タンパクの食事を心がけましょう。スリムな体型をキープするために与えすぎには注意を。
短毛なので、被毛のお手入れはほぼ必要ありません。換毛期の際に抜け毛を取ってあげるぐらいで大丈夫です。
以前は、個性が強すぎるため飼いにくい部分もありましたが、性格が改良され、今は飼いやすくなっているそうです。ただ、メスのシャムは発情期になると独特な声を出す性質があるので、早めの避妊手術の検討をオススメします。
短毛種
シールポイント、チョコレートポイント、ブルーポイント、ライラックポイントのみ。
平均10~13年といわれています。
尿路結石は、水分の摂取が少ないことや、ビタミン不足などの栄養の偏り、先天的に尿道が狭いこと、ストレスなども原因の要因と考えらています。重症化すると尿が出なくなったり、食欲不振でぐったりして命にも関わってきます。手術が必要になる場合もあるので、日頃の健康チェックを怠らないようにしましょう。
外耳炎は、耳ダニやアレルギー、異物混入などが原因で外耳道の皮膚に炎症が起こる病気です。耳にかゆみが起こり、頭を振ったり脚で耳をかいたり、物にこすりつけたりします。放置すると中耳炎になってしまうことも。軽いうちなら塗り薬で治るので、普段からよく観察し、早めに対処できるよう心がけましょう。
日本でのブリーダー数はまだ少なく、一般のペットショップのほうが出会える可能性は高そうです。
毛色や月齢などで価格差がありますが、ブリーダー情報をこまめにチェックし、ブリーダーさんから飼うのがオススメです。
もっとも美しい猫といわれている「シャム(サイアミーズ)」についてご紹介しました。
わがままな面もあり、さびしがりな面もある可愛らしい猫ちゃんです。
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