猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
この記事ではラパーマの基本知識から性格・飼い方のポイントなど詳しくご紹介します。
オレゴン州の農家で1982年に生まれた6匹の子猫のうち、1匹だけ無毛の子猫がいました。その子猫は親とも兄弟とも似ておらず、生後7週目で縮れた毛が生えだしたそうです。「カーリー」と名づけられたその子猫がラパーマの祖先といわれています。
カーリーの飼い主はブリーダーではなく普通の農家で、今までどおりの飼育をしましたが、カーリーのように無毛で生まれてくる子猫が増え、ブリーディングを開始します。「ラパーマ」という品種名をつけたのも、カーリーの飼い主だそうです。
カーリーの巻き毛が評判になり、近隣のブリーダーたちからも関心を持たれ、本格的な育種が始まります。1997年にラパーマの愛好家団体が設立され、2003年にTICA(アメリカの愛猫家協会)、2008年にCFA(非営利団体の愛猫家協会)に登録されました。2014年にはFIFe(欧州最大の猫血統登録団体)からも新しい猫種として認められました。
アメリカ
やや細身でしなやかさがあるセミフォーリンタイプ。
首から胴体にかけてカールしている被毛が最大の特徴。
ほっそりとしている脚は、全体的に丸みを帯びていて、後ろ脚よりも前脚のほうがやや長い。
やや細身のセミフォーリンタイプですが、筋肉が発達していて、抱いてみると見た目よりも重く感じるかも。
標準的な体重は3~5㎏で、メスはオスよりも小さめです。
遊び好きで活動的ですが、内面は穏やかで物静か。
飼い主に忠実で、愛情深い猫ちゃんです。
飼い主の膝の上や、お気に入りの場所でのんびり過ごすことが多い。
あまり鳴かず、声も小さいので集合住宅や、マンション飼いにもいいですね。
賢く、いうこともよく聞くのでしつけもしやすいです。初めて飼う方にもオススメ。
ワーキングキャットだった祖先の血を引き、動きが活発で、遊び好きなので、おもちゃやキャットタワーを用意してしっかりと遊んであげてください。
膝の上で可愛がるタイプの猫ちゃんですが、それは遊びに飽きてからのことです(笑)
生まれたばかりの子猫にはあまり毛は生えていませんが、生後1年ほどでカールの毛が生えそろってきます。目が粗めのコームでといてあげるとキレイなカールが持続します。
短毛種/長毛種
ソリッド、トータシェル、タビーパターンなど多数。
平均11~14年といわています。
毛球症は、飲み込んだ毛が大量だったり、体調が悪かったりすると外に排出できず、毛が体内にたまって球状となり、胃や腸を傷つける病気です。症状が重いと外科手術が必要になることもあるので、子猫の頃からブラッシングや定期的なシャンプーで被毛のケアを怠らないようにしましょう。
猫風邪は、細菌性、ウイルス性のものやクラミジアによるものがあります。感染した細菌やウイルスの種類にもよりますが、角膜炎や結膜炎が現れることもあり、ひどい場合は肺炎を併発することも。特に子猫にリスクが高く、衰弱して命に関わることもあります。原因に応じた治療法はありますが、子猫のうちにワクチン接種をして予防しましょう。
外耳炎は、耳ダニやアレルギー、異物混入などが原因で外耳道の皮膚に炎症が起こる病気です。耳にかゆみが起こり、頭を振ったり脚で耳をかいたり、物にこすりつけたりします。放置すると中耳炎になってしまうことも。軽いうちなら塗り薬で治るので、普段からよく観察し、早めに対処できるよう心がけましょう。
活動的なラパーマは運動不足だと肥満になってしまいます。活動量が少なくなる高齢期は、食事の量に気をつけてあげましょう。
一般のペットショップではほぼ流通していないようですが、日本でのブリーダーは増えてきていて、短毛種のラパーマは飼いやすくなっています。長毛種の子はまだ数が少ないようですね。
毛色や月齢などで価格差がありますがブリーダーさんから飼うのがオススメです。
カールヘアーが特徴的な「ラパーマ」についてご紹介しました。
甘えん坊で、時には活発。猫ちゃんとのスキンシップを好む方にオススメです。
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