【猫図鑑】デボンレックスの性格・飼い方・毛色・値段・寿命など特徴を徹底解説！

この記事ではデボンレックスの基本知識から性格・飼い方のポイントなど詳しくご紹介します。

デボンレックスの歴史

1959年、イングランド南西部のデボン州で直毛同士の親猫から突然変異的に生まれました。当時、コーニッシュレックスとの交配による種の確立が期待されていましたが、生まれてきた子猫は直毛でお互いに異なる劣性遺伝であることが判明しました。

その後、ブリティッシュショートヘアやアメリカンショートヘアなどと交配されていましたが、いい結果は得られず、アビシニアンやコラットなどとの異種交配が主流となりました。ですが、この場合も生まれた子猫を親のデボンレックスに戻して交配させなければデボンレックスにはならないそうです。

デボンレックスの原産国

イギリス

デボンレックスのボディスタイル

やや細身でしなやかさがあるセミフォーリンタイプ。

デボンレックスの特徴

小さな顔に大きな耳が特徴的。

足が細長くて、中くらいの体型。筋肉が発達していてスマートな印象です。

顔立ちがはっきりしていて、大きな目は愛嬌たっぷりの表情をみせてくれます。

コーニッシュレックスに似た特徴的な縮れ毛は、密集して生えていてとても短い。

標準的な体重は2.5～5㎏と小さめです。

デボンレックスの性格

従順で物静かな性格なので、室内で飼うのにオススメです。

活発で動き回るのが大好き。

依存心が強くて、甘えん坊。

感情表現が豊かで、嬉しいと犬のようにしっぽを振ることもあります。

デボンレックスの飼い方

活発で動きまわることが大好きなので、おもちゃは必須です。1人で遊ぶこともできますが、一緒に遊んであげるととても喜びます。高いところも大好きなので、キャットタワーも用意してあげましょう。

人懐っこく、よく従う従順な猫なので、しつけもしやすいです。

寂しがり屋で、依存心が強い猫です。1人での留守番が長いと精神的に参ってしまうこともあるので、できるだけ一緒にいてあげてください。どうしても留守が多くなる場合は、ほかの猫や犬などのペットと一緒に飼うことも検討しましょう。

ほかの猫に比べて、断熱効果が低い毛なので、家電製品の上など暖かいところを好みます。冬場は防寒対策をしっかりと行ってあげてください。

デボンレックスの毛種と毛色

毛種

短毛種

毛色

レッド・ブラックなどのソリッド、タビーパターン、トーティなど毛色が多い。

デボンレックスの寿命とかかりやすい病気

寿命

平均10～13年といわれています。

かかりやすい病気

肥大型心筋症は、心臓の周りの筋肉が肥大、肥厚することから心臓の動きが悪くなることで、不整脈による突然死や血栓の発生が起こります。心臓の機能が低下すると、あまり動かず寝てばかりになるということが増えてきます。

皮膚疾患は、原因はさまざまで、アレルギーや日光の当たりすぎ、外傷やダニ・ノミなどがあります。ブラッシングや定期的なシャンプーなどの衛生管理で予防しましょう。かゆみが発生して体を物にこすりつけたり、頻繁に掻いたりしてる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

デボンレックスの値段と入手方法

日本でのブリーダー数が少なく、一般のペットショップでも流通していない珍しい猫ちゃんです。

どうしても飼いたい場合は、海外のブリーダーから購入するという方法がありますが、輸入となると税金や輸入代金などもかかってくるので事前に調べておきましょう。

デボンレックスのまとめ

カールの巻き毛が可愛い「デボンレックス」についてご紹介しました。

入手は困難ですが、従順でスキンシップを好む方にオススメの猫ちゃんです。