猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
この記事ではアメリカンワイヤーヘアーの基本知識から性格・飼い方のポイントなど詳しくご紹介します。
1966年、ニューヨーク州北部のある農家で生まれた子猫の中に、1匹だけ被毛の縮れた子猫が混じっていたそうです。同様の突然変異は今のところ報告されておらず、その子猫がアメリカンワイヤーヘアーの祖先であるといわれています。「アダム」と名づけられたその子猫から計画繁殖が進められたそうですが、アメリカとカナダ以外ではあまり知られていない珍しい猫ちゃんです。
アメリカ
コビー体型よりもやや太めのセミコビータイプ。
突然変異で生まれたアメリカンショートヘアの縮れ毛の子猫を元にした品種です。
アメリカとカナダ以外ではあまり知られておらず、一般のペットショップでもあまり流通していない珍しい猫ちゃん。
最大の特徴といえるのがなんといっても縮れ毛。1本1本の毛が縮れていたり、かぎ状になっています。密集し、厚くて弾力があります。
体重は3~6㎏ぐらいとやや小さめ。
動きが活発で、好奇心旺盛。
遊ぶことが好きで甘えん坊な一面もあるが、しつこく構いすぎると嫌がられるわがままな一面もある。
独立心が強く、プライドも高めなので、ほかの猫ちゃんに対して威圧した態度をとることもあるんだとか。
子猫の時から活発でよく遊びます。成猫になると落ち着いてきますが、遊ぶためのおもちゃやキャットタワーは状況に応じて用意してあげるのがいいでしょう。
生まれた頃からすでに縮れ毛ですが、生後4~5ヶ月には完全な縮れ毛になるため、毛は抜けても自然には落ちにくいです。1日1回撫でてあげるだけでもブラッシング効果はありますが、週に1回はブラッシングをして毛を取り除いてあげてください。
出典:PLANET DETECTIVE
短毛種
ホワイトなどのソリッド、タビーパターン、バイカラーなど毛色が多い。
アメリカンショートヘアで認められている毛色は、アメリカンワイヤーヘアーでも認められています。
平均13~15年といわれています。
アメリカンワイヤーヘアーの遺伝子は遺伝性疾患との関連はないとされていますが、唯一の交雑種として認めらているアメリカンショートヘアの遺伝性疾患を引き継ぐ可能性はあります。
ワクチン誘発性繊維肉腫は、ワクチンを打ったあとの反応で繊維肉腫が発生し、発生した部位によって内蔵などの体の機能障害を起こす病気です。この病気はワクチンを打ったあとの免疫反応により起こると考えられていますが、詳しくは解明されていません。ワクチンとの関連性が強いので、ワクチン接種のあとの経過をしっかり観察し、接種記録は大切に保管しておきましょう。
肥大型心筋症は、心臓の周りの筋肉が肥大、肥厚することから心臓の動きが悪くなることで、不整脈による突然死や血栓の発生が起こります。心臓の機能が低下すると、あまり動かず寝てばかりになるということが増えてきます。普段の様子でおかしいと感じたら早めに動物病院を受診しましょう。
糖尿病は、肥満が原因となって発症する病気です。糖尿病になった猫ちゃんはたくさん水を飲み、たくさんの尿を排泄するようになります。先天的な要因が強いといわれていますが、ストレスをかかえた猫ちゃんがなりやすいともいわれています。遺伝疾患ではないですが、アメリカンショートヘア同様、太りやすい傾向があるので食事管理には気をつけてあげましょう。
皮膚病は、皮膚の脂性が強い猫ちゃんの手入れを怠ると雑菌が繁殖し、起こる病気です。アメリカンワイヤーヘアーは少々脂っぽい肌質なので、子猫の時からシャンプーに慣らして、皮膚病の予防をしてあげてください。
一般のペットショップでは流通しておらず、日本国内でブリーダーを探すのも、とても難しい猫ちゃんです。
どうしても飼いたい場合は、海外のブリーダーから購入するという方法がありますが、輸入となると税金や輸入代金などもかかってくるので事前に調べておきましょう。
出典:THE CAT FANCIERS’ASSOCIATION
希少な猫「アメリカンワイヤーヘアー」についてご紹介しました。
入手は困難ですが、アメリカンショートヘアのように飼いやすく、特徴的のあるゴワゴワの縮れ毛が魅力的な猫ちゃんです。
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