猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
どうも、ついに猫草の育成に手を出したねこぞー(@nekozo_jp)です。
我が家には2歳〜3歳まで3匹のにゃんこずがいますが、今まで特に猫草の必要性を感じなかったので買ったことがありませんでした。
一般的には猫草を「毛玉対策」で与えている方がほとんどかと思いますが、我が家のにゃんこずは毛玉を吐かないんですよね…
ただ、猫の本を読むうちに「嗜好品として猫草をたしなむ猫もいる」という情報にたどり着いてとても興味が出てきました。
完成品の猫草を買ってきてもよかったんですが、どうせならコスパも良くて安心して食べさせられる方がいいので、自分で育ててみることにした訳です。
この記事では初心者さんに向けて、猫草の育て方や、猫草を育てる時に必要な道具・選び方などを詳しく解説していきます。
こういった方はぜひこの記事を参考にして、美味しい猫草の育成にチャレンジしてみてください。
猫ちゃんが美味しそうに猫草を食べてくれたら本当に嬉しいですよね!
猫が好んで食べる草の総称です。
猫草として販売されているものは、燕麦や小麦など細長いイネ科の草が多く、猫はイネ科の若葉を好むといわれています。
猫草は、
・毛玉を吐き出す
・お腹の調子を整える
・ビタミン摂取
などの効果があるといわれいて、ほかにも「ストレス解消」や「嗜好品のかわり」など様々な意見があります。
詳しいことは解明されていませんが、猫が草を食べることは正常行動のひとつです。
まったく食べない猫もいますが、毛球症の予防にも役立つといわれているので愛猫が食べるか試してみてはいかがでしょうか。
猫草は、少しのスペースがあれば自宅でも簡単に栽培することができます。
今回我が家では栽培キットではなく種から育てました。
必要なものは、
・鉢(プランター)またはポット
・土または培養土
・猫草の種
・霧吹きまたはじょうろ
以上が最低限必要なものです。
日当たりが悪いと水ハケが悪くなり根腐りしてしまうことがあるので、
「日当たりが心配だな」という方は水ハケをよくするために土の下に軽石をひきましょう。
軽石はホームセンターや100円均一などで手軽に購入できますよ。
それでは必要なものについて詳しく解説していきますね!
丸型、円柱など様々な形がありますがどれでも大丈夫です。
栽培したい量に合わせて大きさを選ぶといいでしょう。
ただ、猫草は根をはりますので高さは10cm以上あるものがベスト!
鉢(プランター)ですが、今回我が家は見た目のかわいさにひかれてブリキのポットにしましたが、プラスチック製でもよく見かける植木鉢でも問題ありません。
ただ、鉢(プランダー)が軽すぎると愛猫がぶつかって倒してしまうことなどもあるのである程度の重さはあったほうが安定感があって安心できますよ。
猫草の栽培に適した専用の栽培用土があり、ペットショップや通販サイトなどで購入できます。
専用の栽培用土は、よくみかける培養土に比べて値段が高くなっています。
「安いけど安心できる土」や「繰り返し使うからコスパがいい土」をお探しなら、ホームセンターなどで手軽に購入できる「花や野菜の培養土」がオススメです。
花や野菜の培養土は10ℓ~と容量が多く、専用の栽培用土よりも半額以下で購入することができますよ。
↓我が家が今回使った土はこちら
猫草の種には、燕麦や小麦などがあり、よく見かけるのは燕麦の種です。
猫はイネ科の若葉を好むといわれていて、どの種でも問題なく栽培することができますよ。
種によって違いがあるのは成長速度ぐらいですかね(笑)
↓我が家が今回使った猫草の種はこちら
水をあげる時に使います。
水さしや霧吹きがあると均一に水やりができるので便利です。
我が家で使用しているのは写真左側のじょうろ&水さしです。
ペットボトルにはめて使うタイプなので、あげた水の量がわかって便利です。
100円均一などで手軽に購入でき、用途によって使い分けができるのでとても便利ですよ♪
↓我が家が今回使ったじょうろ&水さしはこちら
ほかにも、水と種とタッパーがあれば栽培できる種(水耕栽培)もあります。
飼い主さんのやりやすい種を選んで育ててみましょう。
準備ができたらいよいよ栽培開始です。
猫草は根がはるので、最初の土は多めに入れます。
鉢(プランター)の7~8分目ぐらいが目安です。
土の上に種をまんべんなく敷き詰めるようにまいていきます。
種と種が重なると芽が出る時に邪魔をしてしまうのでなるべく重ならいようにまきましょう。
種を隠すように土をかぶせていきます。
厚みはだいたい5mmほどです。
初日は土が乾いているのでたっぷりと水をあげましょう。
これでセッティングは完了です!
発芽するまでは日陰の風通しが良い場所か新聞紙や厚紙などで日光を避けてくださいね!
栽培キットはセットされた状態で届くので、水をあげるだけで育てることができます。
セッティングが完了したらいよいよ本格的に猫草の育成開始です。
今回は3種類の種を使って栽培してみました。
初日からとくに変化はみられず。
この日もとくに変化はみられず。
今日も変化なしか…と思いきや!
有機種子 ねこ草が芽がでそうな感じになっていました!
あとの2種類は初日からとくに変化はありませんでした。
昨日芽が出そうになっていた有機種子 ねこ草。
たった1日でここまで芽が出るとは…驚き!
表面が少しこんもりとしてきたグリーンラボ 犬と猫が好きな草のタネ。
成長が遅いように思いますが気長に待ちましょう(笑)
昨日は変化がなかったのに、突然芽を出してきたナチュラルペットフーズ ねこ草のたね。
全体的に芽が出るわけではなく、パラパラとまばらに芽が出てきましたね。
3種類とも発芽したので、今日から日向にお引越し。
有機種子 ねこ草は育ちが早く、だいぶ草っぽくなってきました!
日向に移動してからも水やりのタイミングは同じ。
表面が乾いていたら水をあげる!です。
日向に移動してから一気に育ち始めた猫草たち。
発芽の遅かったグリーンラボ 犬と猫が好きな草のタネも力強い草が生えてきました!
有機種子 ねこ草は、草の長さが7~8cmぐらいにまで伸びてそろそろ食べれそうな予感。
手前の2つがいい感じに育ってきております。
草がまだ短いせいなのか、有機種子 ねこ草より力強い草にみえますね(笑)
先っぽが末広がりになってきた有機種子 ねこ草。そろそろ食べ頃ですね♪
3種類ともふさふさと立派な猫草になりました!
そろそろ食べ頃なのでコバエ対策もかね、外から家の中の日当たりのいい場所に移します。
天候や気温に恵まれ、予想よりも早く成長した猫草たち。
1日家の中で様子をみてにゃんこずたちに食べさせたいと思います!
猫草種まき後から9日目。にゃんこずたちとご対面です!
さっそく寄ってきた3にゃんず。
ビニール袋を咬むのが好きなりっちゃん。
猫草も似たような食感なのか、食べはしませんでしたが噛むことを楽しんでる様子でした(笑)
最初は興味を示さなかったみぃちゃんも、りっちゃんがかじっているのを見て何かがわかったのか(笑)
りっちゃん同様、ハミハミと噛みながら食感を楽しんでいる様子でした!
わがまま娘、もっちゃん。
ある程度予想はしていましたが、やはり食べず…(泣)
最初だけ興味をもったのか近づいてきたものの、匂いを嗅いですぐに去っていきました。
後日、猫草で遊ぶもっちゃんの姿が!
咥えて、つついて、噛んでと楽しそうに遊んでいました♪
以上、猫草栽培とにゃんこずの反応でした!
結局我が家のにゃんこずたちは、噛んだり遊んだりはしたものの誰も食べませんでした。
猫草を食べる食べないは猫ちゃんごとの好みがあるみたいですね。
猫草は食べれるようになってから4日目あたりで枯れ始めます。
緑色の草が黄色っぽくなってきたら新しい猫草への替え時です。
そのままにして猫ちゃんが食べてしまうと体調を崩したりしてしまいますので気をつけて。
買った種の栽培期間を把握し、ローテーションで猫草を切らさないように育ててあげましょう。
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