猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
ペットショップなどで子猫を飼い始めるとき、なるべくなら健康で元気な子猫を選びたいですよね。
この記事を読めば、初心者のあなたでも子猫の健康チェックができるようになり、元気な猫と暮らし始めることができます。
子猫を飼い始めるとき、その子猫の健康状態を診断するためのチェックリストを作りました。ペットショップなどで活用してみてください。
元気そうな表情をしていますか?
活発に動き回っていますか?
太りすぎや痩せすぎではないですか?
せきやくしゃみをしていませんか?
なでた時に怯えていませんか?
顔やおしりはきれいですか?
目ヤニ・鼻水・耳垢がついていませんか?
毛並みがきれいで毛艶がありますか?
毛がはげてしまっているところはありませんか?
ペットショップで子猫を購入するときなどは獣医さんに頼ることができないので、初心者でも子猫の健康状態を見分けられるように重要な項目をまとめています。
基本的にすべてのチェック項目が「はい」になればOKです。
簡単なチェックリストだけでは安心できないあなたへ!
子猫の健康状態をチェックする上で欠かすことができないポイントを詳しく解説していきます。
やさしくスキンシップを取りながら、子猫の健康状態に問題がないかチェックしてみましょう。
毛並みが揃っていて、毛づやもいいのが元気な証です。
猫を飼い始めるとわかりますが、餌が合わなかったり体調不良で食欲が落ちている時などは、毛並みが露骨に悪くなります。
毛が薄くなっていたりハゲている子猫は皮膚病の疑いがありますので、その点もチェックしましょう。
ゲージの中であなたと見つめあっている時や、優しく抱き上げた時の表情も要チェックです。
目がしっかり開いていて元気な顔つきの子猫が健康的だと言えます。
目に力が入っていなかったり、怯えているような表情をしている場合は、不健康だったり人間を怖がっているサイン。
ただし、眠っているときや眠そうな時は例外です(笑)
好奇心旺盛にキラキラと輝いている目が元気の証拠。
目ヤニ、充血、涙目などは病気や怪我のサインなので、気になる場合はオーナーさんに病気がないか聞いてみましょう。
健康な猫の鼻は基本的に少し湿っています。
ただし、健康な猫でも寝ている時は鼻が乾いていますので、そこは混同しないようにしましょう。
鼻水が出ている、くしゃみをしている、という場合は体調不良の可能性があります。
耳の健康診断では主に耳の中をチェックします。
黒い耳アカがたまっている場合は、耳ダニやオーナーのケア不足が疑われます。
また、耳の中から悪臭がする場合も異常がありますので注意しましょう。
舌がおろし金のようにザラザラで、歯肉がピンク色で引き締まっていれば健康的だと言えます。
猫の個体によっては、歯肉に別の色がアクセントのように入っている場合がありますが、それはその猫の特徴なので問題ありません。
太くてがっしりしているのが健康的な猫の手足です。
歩いているときに手足をひきずっていたり、手足を触ったときに露骨に嫌がる場合は、障害や怪我が疑われます。
成猫のお腹は脂肪がたまってふにゃふにゃしていたりしますが、子猫についてはおなかのたるみがなく引き締まっているのが健康な状態です。
おなかが異常に膨らんでいたり、触ったときにひどく嫌がる場合は、病気や回虫などの感染が疑われます。
肛門が引き締まっていてきれいな色なら安心できます。
血がついていたり、汚れ・ただれがある場合は慢性の下痢や寄生虫が疑われます。
抱いた時に見た目より少し重たく感じるくらいが骨太な健康猫です。
軽すぎる場合は、餌やりが不足していたり虚弱体質な場合があります。
ペットショップなどで観察することは難しいかもしれませんが、もしトイレをみかけた場合は下痢や血便がないか確認しましょう。
トイレの猫砂がくっつく程度の湿り気を持ち、しっかり固まっているうんこが理想です(笑)
ペットショップで子猫を選ぶときなど、獣医に頼れないような状況で、初心者でも猫の健康状態を簡単に見分けるポイントをお届けしました。
とは言え、猫の健康管理の専門家はやっぱり獣医さんなので、子猫を飼い始めた後は、少しでも不安に思うことがあったら動物病院へすぐに連れていってあげてくださいね!
ネットの情報や自己診断だけで済ませてしまうと、取り返しのつかないことになってしまうこともあります。
猫飼い初心者のあなたが、元気な子猫と幸せな生活を送れるように祈っています!
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