猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
この記事では猫を飼うとき気になる「お金・費用のこと」について詳しく解説していきます。
これから猫を飼ってみようと思っている方や、実際にどれくらいの費用がかかっているんだろう? と気になる方はぜひ参考にしてください。
私の家庭の実際の費用を根拠にしていますが、改めてまとめてみると「こんなにかかっていたのか!」と驚きでした(笑)
ちなみに多頭飼いの場合は記載されている費用を2倍や3倍にするだけです。
ペットショップやブリーダーから猫を購入する場合、その代金も別途必要になります。
金額の内訳は次の通りです。
猫を飼うときは基本的に予防接種(ワクチン)を受けます。
室内猫の場合は3種ワクチンがポピュラーで、病院によって前後しますがだいたい5,000円〜1万円程度。
マイクロチップは猫の首元に埋め込む小さな電子タグです。
飼い主の連絡先などの情報が読み取れるようになっているので、迷い猫になってしまったときに便利。
保健所などの公的機関ではマイクロチップを読み取ってもらえるので、殺処分という最悪のケースを防ぐことができます。
獣医師に埋め込んでもらう費用と情報の登録費用、あわせて5,000円前後です。
猫を迎え入れたその日から必要になるのが餌代です。
ペットショップなどで猫を購入すると、
と言われます。
餌がかわると猫がストレスを感じるのは事実なので、キャットフードを特に決めていない場合は店員さんのおすすめ通りに1kgくらい買っておくのが無難です。
種類によって値段が前後しますが、だいたい1,000円〜2,000円。
猫が食事をするときに餌と水を入れる食器が必要です。
餌用と水用で最低2つの器を買ってあげましょう。
お値段はだいたい1,500円〜3,000円。
最初は嫌がる猫も多いですが、初心者は必ずつけておきたいのが猫の首輪です。
ちょっと玄関をあけた隙に猫が脱走! という事件が起こりますので、万が一に備えて「猫の名前・飼い主の連絡先」が記入できる首輪をつけておきましょう。
デザイン性などでピンキリですが、2,000円前後で購入できます。
猫用トイレとそこに敷く砂、システムトイレであればおしっこシートが必要です。
3点あわせて5,000円前後で購入できます。
室内猫は基本的に外出しませんが、ワクチンや健康診断などで動物病院には必ずでかけることになります。
運搬用のキャリーバッグも最初に買っておきましょう。
こちらもピンキリですがポピュラーなものは3,000円前後で購入可能。
猫と言えば壁紙や木の柱をガリガリ削っているイメージがあると思います(笑)
ストレス発散においても大切なグッズなので、できれば最初に爪とぎも買っておいてあげると良いでしょう。
値段は2,000円前後です。
猫のケガや病気などで動物病院のお世話になる場合、治療費は100%自己負担になります。
骨折や誤飲、慢性疾患の治療など、数万円から数十万円の医療費がかかってしまうケースが意外とあるんです。
お金に余裕がある方は、そういった時の費用を8割〜9割負担してくれるペット保険に加入しておくのもおすすめです。
年間費用の一括払いが一般的で、保障内容によって前後しますがだいたい1万円〜3万円(年間)くらい。
我が家の猫は3匹とも保険に加入していて、特に腎臓が弱いと言われているスコティッシュフォールドのりっちゃんは一番高い保険に入っています(笑)
わかりやすいようにここからは年間の費用を記載していきます。
猫の寿命は平均15年と言われていますので、単純に15倍した金額が平均的な生涯費用となります。
猫のワクチンは初回〜1ヶ月後〜3ヶ月後〜以降1年間隔、というように定期的に摂取するものです。
病院やワクチンの種類によって費用が前後しますが、ならすと年間で5,000円前後になります。
一般的なキャットフードを与える場合、年間の食費は15,000円〜30,000円になります。
お気に入りのキャットフードが決まったら、定期便などで少しでも安く、なおかつストックが切れないように前もって購入しておきたいです。
トイレで使う猫砂、ボロボロになったら取り替える爪とぎ、おねだりされたらついついあげちゃうチャオチュール、どっちが遊んでもらっているのかわからなくなるおもちゃ。
その他にも猫用ベッドやキャットタワー、果ては愛猫家の夢「キャットウォーク」など、猫を愛するがゆえに買いすぎてしまう猫グッズの誘惑が世の中にはたくさんあります(笑)
年間3万円は見積もっておいた方がいいでしょう。
保険を継続する場合は年間で1万円〜3万円くらいかかります。
猫は生き物ですから、人間のようにケガや病気をします。
そうなった時の概算費用をお伝えしますので「もしものときの費用」や「ペット保険に入るかどうか」など参考にしてください。
猫の傷病 参考治療費 腫瘍 243,800円 歯周病 108,400円 異物誤飲 220,800円 骨折 308,700円
引用元:アイペット障害保険株式会社
率直に言って「高い!?」と思いますよね(笑)
ちなみにこの他に入院代や診療代なども発生しますので、合計金額だともっと高額になりますし、定期的な治療が必要になる慢性疾患ならばさらにとんでもない金額になります。
私の家だと、夜中に猫トイレで血便を見つけてしまい、青い顔をして夜間診療をしているペット用の救急病院にかかったんですが、触診と検便で3万円かかりました。
ちなみに治療自体は翌日昼間にかかりつけ医のところに行ってください、と言われて何もしてもらえませんでした(苦笑)
それでも緊急を要する事態じゃなくてほっとしたのをよく覚えています。
入っててよかったペット保険!
雄猫の去勢手術は、病院によって変わりますが15,000円〜30,000円程度かかります。
基本的に日帰りであっけないくらい簡単に終わってしまいます。
雌猫の避妊手術は、病院によって変わりますが20,000円〜50,000円程度かかります。
雄の去勢に比べ高額なのは、手術が少し複雑で、1日から2日ほど入院が必要になるからだと思います。
色々と費用が出てきましたので、最後にわかりやすく表でまとめておきます。
猫を飼い始める時に必要な費用一覧 | |
---|---|
内容 | 金額 |
ワクチン | 5,000円 |
マイクロチップ | 5,000円 |
エサ | 1,000円 |
食器 | 3,000円 |
首輪 | 2,000円 |
トイレ(砂・シート) | 5,000円 |
キャリーバッグ | 3,000円 |
爪とぎ | 2,000円 |
ペット保険 | 20,000円 |
合計 | 約45,000円 |
猫を飼っていると継続的にかかる費用一覧(年間) | |
---|---|
内容 | 金額 |
ワクチン | 5,000円 |
エサ | 30,000円 |
消耗品 | 30,000円 |
ペット保険 | 20,000円 |
合計 | 85,000円 |
この他、ケガや病気の時の治療費や、去勢・避妊の医療費がかかってくるイメージです。
ちなみに、この記事は我が家で実際にかかっている1匹あたりの費用をベースにしているため、平均より少し高いかも知れません。保険に加入しない方もいると思いますし。
私も妻も猫グッズの浪費癖がすごいので、デパートやAmazon・pepyなどで気になる猫グッズがあるとすぐ買ってしまいます(笑)
これから猫を飼い始める方は、だいたいこれくらいの費用がかかることを念頭において、愛猫との幸せな生活をスタートしてみてください!
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