猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
特に子猫やシニア猫は体温調節が下手なので防寒対策が必須です!
この記事では、あなたの愛猫が元気に冬を乗り切れるように『猫ケージの防寒対策』をまとめています。
猫ちゃんをケージに入れるときは
いずれも飼い主さんの目が離れてしまう状況が多いです。
そんなときに火事や感電の危険がある防寒対策では気が気でないと思います…。
そこで今回は、そういった危険がない方法を中心にご紹介していきます。
電気代はかかりますが確実な方法です。
猫にとって快適な室温は18〜26℃くらい。
健康な成猫なら20℃前後にしておけばOKです。
子猫は体温調節が下手で、老猫は運動量が減って寒さに弱くなっているので、設定温度をさらに2〜3℃あげるとベター。
ただ、外出時や就寝時にエアコンを付けっ放しにしておくのはちょっと…という方も多いと思います。
そんな方はこれからご紹介する別の方法も試してみてください。
我が家でもそうなんですが、ケージは室内の端っこに置くことが多いですよね。
必然的に『窓に近い場所』に置かれているご家庭も多いのでは?
窓際は、昼間は陽光が差し込むので暖かいことも多いですが、夜は外から冷気が入ってきて寒くなります。
できれば窓から遠い場所にケージを移動してあげるといいでしょう。
↓窓際は寒いので部屋の内側へ移動↓
猫ケージの底が床にぴったりつくタイプだと、床から冷気が伝わってケージの中が寒くなります。
その対策として、猫ケージと床の間に新聞紙や段ボールを敷いてあげましょう。
断熱材の役割になって床からの冷気を遮断できます。
猫ケージは隙間だらけなので保温性が悪いです。
段ボールや毛布・ブルーシートなどでケージの外側を覆えば保温性を高められます。
夏用の薄手の掛け布団などでもOK。
少し窮屈そうな見た目ですが、猫は狭くて薄暗いところが好きなので問題ありません。
猫ベッドは猫ちゃんが自分で暖を取れるのでとってもおすすめ。
最近は色々な種類がありますが、猫ケージで使うのでコンパクトな商品を選びましょう。
個人的なおすすめは写真のような『マカロンタイプ』です。
熱がこもるので寒がりな猫ちゃんが好んで使ってくれます。
猫ケージの底や棚板は意外とひんやりしているので、その上に毛布やタオルを敷いてあげましょう。
簡単にできますが効果は絶大です。
ペット用の湯たんぽやあんか(ペットヒーター)を置いてあげるとかなり温かくなります。
ただ、これらの器具は『低温やけど』や『感電・火災』のリスクがあるので、以下の点に注意してください。
「まさかそんなこと!?」と思われるかも知れませんが、猫用の防寒グッズには危険がつきものです。
特にこれからご紹介する3つの危険に注意してあげましょう。
対象グッズ:湯たんぽ、あんか、ホットカーペット、こたつ、ストーブ、ハロゲンヒーターなど
人間よりも暑さに鈍感な猫は低温やけどになりやすいと言われています。
見た目では症状がわかりにくいので実はとても怖い怪我です。
冬場だとコタツやストーブが好きな猫ちゃんも多いと思いますが、そこでも低温やけどの恐れがあるので注意してください。
猫の低温やけどとは?
低温やけどとは、湯たんぽやホットカーペットなど多少触れた程度では問題ない40~50度程度のものに、長時間接触することで起きるやけどです。
お湯やガスの火など高温のものであれば、少し触れただけでも痛みを感じるので、すぐに対処することができます。
しかし低温やけどは、ゆっくりと進行するため気づきにくく、気づいたときにはすでに重症化している場合もあります。
出典:コタツ・ホットカーペット・湯たんぽ……猫の低温やけどに注意|アクサダイレクト
猫の低温やけどを予防するには?
・ホットカーペットは設定温度を38度程度にする
・湯たんぽなどには、厚手のカバーをつける
・こたつは定期的に布団をあげるなどして、中の温度を下げる
・ストーブの前にガードなどを設置する
・暖房器具のそばに長時間いたら、抱っこするなどして移動させる
・定期的に皮膚の状態をチェックする
出典:コタツ・ホットカーペット・湯たんぽ……猫の低温やけどに注意|アクサダイレクト
対象グッズ:あんか、ホットカーペット、こたつなど
電源コードを噛んで感電してしまうパターンが多いです。
何でも噛んでしまう子猫は特に目が離せません。
あんかやホットカーペットのコードは細くて噛みちぎりやすいので感電の危険性があります。
噛んでも安全な対策がされている商品を選ぶのが賢明です。
対象グッズ:あんか、ホットカーペット、こたつ、ハロゲンヒーターなど
猫用の保温器具に限ったことではありませんが、空気が乾燥した冬場は火事にも注意です。
市販されているあんかやペットヒーターなどは基本的に発火の恐れがないように作られていると思いますが…
それでも猫が電源コードを噛んでしまうなど、想定外のことがあれば火災の恐れもあります。
飼い主の目が届かない状況なら、電源が必要な器具の使用はなるべく控えましょう。
ベストセラー1位。ハードタイプのヒーターです。
ケージの外側に設置して温めることができる優れもの。
直接上に乗せるときはカバーやタオルを巻くといいです。
ベストセラー1位。
マカロンのようなドーム型が温かいですが、入ってくれない猫ちゃんには屋根なしタイプもおすすめ。
この記事では『猫ケージの寒さ対策と注意点』についてご紹介しました。
低温やけどや感電・火災にも十分注意しながら、猫ちゃんにとって快適なケージ空間を作ってあげましょう。
「教えて!goo」にも参考になる記事があったのでリンクを貼っておきます。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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