猫の専門家/インスタグラマー
ねこぞー
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3匹の猫(ミックス/折れ耳スコ/アメショ)と暮らす猫の専門家。
猫と飼い主さんに役立つ情報をいろいろなメディアで発信しています。
この記事では、オス猫の去勢手術について費用やメリットなど詳しく解説していきます。
飼っている猫を繁殖させる予定がなければ、子猫の健康面なども考慮して去勢手術をしましょう。
オス猫の去勢手術は、スプレー行為や特定の病気を防いでくれるので、健康な猫と長く暮らしていくために役立ちます。
ただし、去勢手術の時期や方法によっては十分な効果が得られないことも。
去勢手術は猫にとってリスクもありますので、飼い主のあなたが正しい知識をもって去勢手術を受けせてあげたいですね。
全身麻酔をしてオス猫の睾丸を摘出する手術
オス猫の去勢手術は全身麻酔で行われますが、所要時間は30分程度で、ほとんどの動物病院では日帰りで手術が終わります。
私が手術を受けさせた病院では↑こういう説明でした(真面目)
スプレー行為をやめる
発情期の問題行動の減少
発情期のストレス軽減
精巣や前立腺の病気を予防
オス猫を去勢する一番の理由はスプレー行為の予防・防止ですね。
オス猫がスプレー行為をはじめる前に去勢すればスプレー行為をほとんど未然に防ぐことができますが、スプレー行為をはじめてから去勢した場合は、10%程度の猫がスプレー行為を継続してしまうようです。
また、発情期特有のイライラや問題行動も大幅に減りますので、ケンカによるケガや感染症のリスクも減ります。
太りやすくなる
子孫を残せなくなる
男性ホルモンの分泌が減って大人しくなってしまうので、運動不足などの原因によって太りやすくなります。去勢のタイミングが遅ければ遅いほど肥満傾向がでやすいようです。
また、当然ですが子孫を残したくも残せなくなります。
オス猫の去勢手術の費用は1万円〜3万円
ほとんどの動物病院では日帰り手術のため安価です。病院によって値段の違いがあります。
ペット保険はほとんどの場合で保証外となりますが、自治会が去勢手術の補助金を出している場合があるので、少しでも金銭的な負担を減らしたい方は事前に確認してみましょう。
オス猫の去勢手術にベストな時期は生後6〜8ヶ月頃
歯が永久歯に生え変わった生後6ヶ月頃から去勢手術が受けられるようになります。
生後8ヶ月頃からスプレー行為をはじめる猫が多いので、その前に去勢手術を受けさせてあげましょう。
子猫の頃はワクチン摂取などで定期的に動物病院にも通うと思いますので、去勢を決めている場合は早いうちから獣医さんに時期なども相談しておければ安心ですね。
事前に予約をしておく
手術前日の夜9時以降は禁食(水はOK)
手術当日は午前中に連れていく
手術をしてもらう
当日の夕方〜翌日に迎えにいく
一般的な去勢手術の流れは上記のようになります。
手術をお願いする獣医さんによって段取りなども違うと思いますので、実際には獣医さんと病院の指示にしたがいましょう。
食欲など健康状態に異常がないかチェック
手術部位をなめさせないようにする
1週間程度は激しい運動を避ける
異常があればすぐ獣医さんに相談する
オス猫の去勢手術はほとんどの場合は日帰りで、大きな心配は特に必要ありません。
術後2,3日は食欲がなかったり元気がなかったりしますが、あまりに様子がおかしいときはすぐに獣医さんに相談しましょう。
また、術部をなめないようにエリザベスカラーを装着させる場合もありますので、そのあたりも獣医さんの指示を仰ぎましょう。
麻酔が切れたのか少し苦しそうにする去勢手術直後のみぃちゃん。
優男りっちゃんが添い寝してくれてぐっすり眠っています。
本記事では「オス猫の去勢手術」について書きました。
繁殖しない場合は去勢手術を
去勢によりスプレー行為を防止
去勢は健康面でもメリットがある
去勢手術は生後6〜8ヶ月で受けさせたい
去勢手術の費用は1〜3万円
去勢手術は日帰りで終わる
手術が終わったら1週間は注意深く見守る
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